東京セッション実況

こんにちは！副代表の林です。
東京セッションも中盤に差し掛かり、残り3日間となりました。

東京代々木のオリンピックセンターに全員が寝泊まりしながら、同施設の会議室をお借りして各分科会とも精力的な議論を繰り広げています。

また、フィールドワークとして企業訪問や活動家の方へのインタビュー等も行わせていただいております。

10月4日、私自身はジェンダー分科会と共にPwC様と三井住友銀行様を訪問し、各企業における女性の活躍やダイバーシティ促進の取り組み等についてお話を伺ってまいりました。また、企業としての取り組みにとどまらず、お話をしてくださった方々がそれぞれの職場で働く一個人として、これらの課題についてどのようなお考えをお持ちなのかということも聞かせていただきました。メンバーからの多くの質問にもひとつひとつ丁寧に対応してくださり、大変勉強になりました。誠にありがとうございました。

三井住友銀行様にて記念撮影させていただきました。

来春大学を卒業し働き始める予定のメンバーも複数おり、「キャリアとジェンダー」は「自分の将来」に密接にかかわるものとして、私たちにとって関心の高いトピックのひとつです。一方、メンバーは皆二十歳前後の学生であり社会人として働いた経験はありません。

外部の方の考え方にふれることで、学生だけの議論では気づくことのできなかった社会問題について考える際の「視点」・「カギ」を得ることができます。

訪問先からオリンピックセンターに帰った後、議論は盛り上がり22時ごろまで続きました。学生としての「想像」のみにとどまらず社会人の方から伺った「経験」をふまえることで、より踏み込んだ議論が可能になっていたように感じます。

伺ったお話や議論の内容については分科会からの報告に譲りたいと思います。

本日も、エリート主義分科会がアショカ・ジャパン様に訪問させていただきます。

グローバリズム分科会は昨日10月5日、産経新聞様に伺わせていただきました。

本年度京論壇のフィールドワーク先としてご協力いただいているすべての方に感謝いたします。

議論の成果発表の場となる京論壇2017最終報告会は、いよいよ明後日！
みなさまのご来場を心よりお待ちしております。

【京論壇最終報告会プログラム】
日時：10月8日（日）13：00－16：30（12：30開場、途中入退場可）
場所：東京大学駒場キャンパス 21 Komceeレクチャーホール
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_55_j.html
使用言語：英語（なお、日本語の同時通訳を一定数準備）

13：00　第一部開会
13：20-15：15　分科会報告（グローバリズム、エリート主義、ジェンダー）
15：15-15：30　休憩
15：30　第二部開会
15：35-16：05　講演会：藤原帰一東京大学教授
16：05-16：25　質疑応答
16：30　閉会
本年度は藤原帰一教授が講演をされます！
講演のテーマは「権力競合時代の日中関係　Japan-China relations in the age of power competition」です。